日本の海防を支えた横須賀、その原点へ――小栗上野介の『鉄の意志』を描く

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海上自衛隊横須賀地方総監部が置かれ、日本の海上防衛における重要な拠点となっている横須賀。

この横須賀が、造船・修船技術を備えた近代的な拠点として発展する大きな契機となったのが、
幕末に建設された横須賀製鉄所でした。

その建設を推進した人物が、幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけ・ただまさ)です。

2027年には、小栗忠順を主人公とするNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』が放送される予定で、
松坂桃李さんが小栗役を演じます。

その小栗の生涯と志を描くミュージカル『鉄の意志を継ぐ者 〜The man of iron will〜』が、
2026年10月10日(土)・11日(日)、ヨコスカ・ベイサイド・ポケットで上演されます。

昨年も満席で大盛況だったこのミュージカル。チケット購入はお早めに!

ミュージカル鉄の意志を継ぐ者
提供画像
ミュージカル鉄の意志を継ぐ者
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約160年前、横須賀の未来をつくろうとした人物

小栗が横須賀製鉄所の建設を進めていたころ、江戸幕府はすでに大きく揺らいでいました。

それでも小栗は、目の前の政局だけではなく、その先の日本に必要となるものを考えていました。

巨大な造船施設は、一人の人間の力で完成させられるものではありません。

自分の在任中に成果が出るとも限りません。

それでも、将来必要になるものを今つくる。

技術を残し、人を育て、それを次の世代へ引き継いでいく。

小栗が横須賀で進めた事業からは、そんな長期的な視点が見えてきます。

そして、その「次代へ意志をつなぐ」というテーマを現代の物語として描くのが、ミュージカル『鉄の意志を継ぐ者』です。

幕末の小栗と現代の若者が出会う

物語の主人公は、現代を生きる若者・志音(しおん)です。

夢を忘れ、フリーターとして暮らしていた志音が幕末へタイムトラベルし、小栗忠順と出会います。

そこで志音が目にするのは、日本の将来を見据え、近代化に奔走する小栗の姿です。

なぜ、自分が完成を見ることのできないかもしれない仕事に力を注ぐのか。

なぜ、次の世代のために基盤を残そうとするのか。

そして、先人から受け継いだ「意志」を、自分たちはどう次へつないでいくのか。

約160年前の小栗と現代の若者を結ぶことで、本作は歴史を過去の出来事としてではなく、現在を生きる私たちにつながる物語として描きます。

音楽はミュージカルを軸に、ラップ、タップダンス、オペラ、三味線、和太鼓などを取り入れた和洋折衷の構成で、豪華出演者が共演します。

脚本・作詞・プロデューサー 小宮里美さんからのメッセージ

人知れず、日本の未来を守った人がいるーー
そんな名もなき英雄達に、音楽という光でスポットを当てたいと思い、このミュージカルを制作しました。
大人はもちろん、若い方にも観ていただき、一人一人が、ほんの少しだけでも、
未来のために想いをはせることができたら、
未来はきっと変えられる、誰にでもそんな力があるんだ、そう思っていただけたら嬉しいです。

国の将来のために、今何を残すのか。

受け継いだものを、次の世代へどう渡すのか。

小栗が幕末に向き合った問いは、組織の使命を次代へつないでいく現在の自衛隊・防衛関係者にとっても、どこか重なるものがあるのではないでしょうか。

大河ドラマ放送を前に、小栗上野介という人物と、横須賀が歩んできた近代化の歴史を知る機会として、ミュージカル『鉄の意志を継ぐ者』に注目です。

公演概要

日程: 2026年10月10日(土)・11日(日)
会場: ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
料金: A席6,000円/B席3,000円
※文化庁支援事業により18歳以下無料招待、同伴の大人も条件により半額
主催: 一般社団法人SASP
チケット購入公式HP

日本の近代化と海防を見据え、横須賀の発展にも大きな足跡を残した小栗上野介。その功績や人物像をさらに詳しく紐解く、こちらの書籍もあわせてご覧ください。

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