小泉防衛大臣が武山駐屯地へ 台風25号災害派遣の隊員を激励

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小泉防衛大臣 台風25号災害派遣 武山駐屯地の隊員を激励

2026年9月、台風25号に伴う大雨。

自宅にいた私にも、豪雨と激しい風の音が響いていました。その音に恐怖を感じるほど、雨も風も非常に激しいものでした。

SNSやニュースを開くと、そこに映し出されていたのは、横須賀市や三浦市では土砂崩れが発生し、街路樹が倒れ、道路が冠水するなど、目を覆いたくなるような光景でした。そして、三浦市で土砂災害が発生し、行方不明者が出ているというニュースを知りました。

「どうか、無事でいてほしい」

ただただ、無事を祈ることしかできませんでした。 

そんな中、災害現場へと向かったのが、武山駐屯地 陸上自衛隊の隊員たちです。
その中には、私が知っている隊員さんの姿もありました。 

そして2026年10月4日、小泉防衛大臣が武山駐屯地(横須賀市)を訪問。災害派遣に従事した隊員たちと意見を交わし、激励しました。

「被災者の涙を見て、自分がやらねばと奮起した」——冷たい雨の中の死闘

台風第25号がもたらした記録的な大雨は、神奈川県三浦市で深刻な土砂崩れを引き起こし、尊い人命を呑み込みました。激しい雨が降り続く極限の現場へ、陸上自衛隊第31普通科連隊などの部隊がいち早く駆けつけ、警察・消防や地元の建設業者とともに捜索が始まりました。

隊員たちが胸に秘めていたのは、ただ一つの強い思いでした。
「行方不明となった方々を一刻も早く見つけ、ご家族を安心させたい」。

いつ終わるとも知れない災害派遣の現場で、ある隊員は「被災者の涙を見て、自分がやらなければと奮起した」と語り、別の隊員は「人を助けなければならない使命があったからこそ、任務を遂行できた」と振り返りました。現場には、絶対に見つけ出して救助するという強い思いがありました。

しかし同時に、生存につなげることができなかった現実に対し、強い無念さと悔しさを深く噛み締める隊員たちの姿もありました。

「目立つためでも、褒められるためでもない」

撮影:2026/10/5 武山駐屯地にて

武山駐屯地を訪れた小泉防衛大臣は、災害派遣にあたった隊員一人ひとりの声に耳を傾けました。

泥にまみれながら、目の前の任務に向き合った隊員たち。

「自衛官の仕事は、目立つためでも、誰かに褒めてもらうためでもありません。助けを必要としている人がいれば、その人のために自分のできることを精一杯やる。今回まさに、そうした自衛官の真の姿を見せてもらいました」

誰かに見てもらうためではない。
誰かに称賛されるためでもない。

助けを求める人のもとへ、一刻も早く駆けつける。

厳しい状況の中でも、隊員たちは日頃積み重ねてきた訓練を生かし、それぞれの任務にあたりました。その姿からは、人命を守るという使命に向き合う自衛官としての強い使命感が伝わってきました。

「皆さんがいれば大丈夫だ」

撮影:2026/10/5 武山駐屯地にて

地元・横須賀出身でもある小泉防衛大臣は、防衛大臣としてだけではなく、横須賀市民の一人としても隊員たちへ感謝を伝えました。

「今回も皆さんの活躍は、『皆さんがいれば大丈夫だ』という大きな力と勇気を地域に与えてくれました」

災害が起きた時、不安の中で、「自衛隊が来てくれた」と知る。
その存在そのものが、被災した人たちにとって大きな安心につながることがあります。

大臣は、過酷な現場で最後まで任務をやり抜いた隊員一人ひとりを心から誇りに思うと述べました。
「その隊員たちを支えてくださったご家族の皆様にも、心から感謝を申し上げたい」
そして、感謝は隊員のご家族にも向けられました。

湧き上がる「ありがとう」と「お疲れさまでした」

私自身、昨年、武山駐屯地モニターに採用され、1年間、研修や見学をさせていただきました。

今回、取材に訪れると、そこには研修や一般公開、行事などで優しく接してくださった隊員の皆さんの姿がありました。

誰かを助けるために、過酷な状況の中で任務にあたっていた。そして今、任務を終えて目の前にいる。

その姿を見た時、心の底から、

「ありがとう」

そして、

「本当に、お疲れさまでした」

という思いが込み上げてきました。

隊員にも、「帰りを待つ人」がいる

そして、忘れてはいけないことーー
災害現場へ向かう隊員の皆さんにも、大切な家族がいるということです。

誰かの命を助けるために、危険な場所へ向かう人。そして、その人が無事に帰ってくることを願いながら待つ家族。

今回の災害派遣を支えていたのは、現場で活動した隊員だけではなく、その背中を送り出し、帰りを待ち続けた家族の存在もありました。

「皆さんがいれば大丈夫だ」

地域にそう思わせてくれる人たちにもまた、「どうか無事に帰ってきてほしい」と願っている人がいる。
そのことまで含めて、今回の災害派遣を心に留めておきたいと思います。

災害の現場で任務にあたったすべての皆さんへ。そして、その活動を支えたご家族の皆さんへ。
心からの感謝を込めて。

本当に、ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。

陸上自衛隊武山駐屯地
横須賀市御幸浜1-1
【部隊・機関】高等工科学校、東部方面混成団、第31普通科連隊、第117教育大隊、第407会計隊、武山駐屯地業務隊
陸上自衛隊 第31普通科連隊
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高等工科学校WEBページ

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