2026年10月13日(火)早朝、爽やかな海風が吹き抜ける横須賀港。
2隻のタグボートにエスコートされ、海面を滑るように1隻の艦艇が入港してきました。
オーストラリア海軍のアンザック級フリゲート「スチュアート(HMAS Stuart, FFH 153)」です。

目を引いたのは、艦の中央部にそびえ立つマスト。幾何学的なパネルを組み合わせていて、これまで見てきた艦艇とは印象が違います。
近代建築のモニュメントのようなスタイリッシュさに思わず「かっこいい!」とテンションが上がりました。
参考:フリゲート「スチュアート(FFH-153)」船舶ニュース(外部リンク)

入港時には、砕氷艦(南極観測船)「しらせ」の乗組員がサポートしました。

接岸後の岸壁では、白い制服姿の乗組員らが行き交い、歓迎行事の準備が進められました。
和やかな歓迎行事

入港後には、駐日オーストラリア大使館の関係者らが見守る中、歓迎式典が行われました。
今回、受け入れ役の「ホストシップ」を務めたのは護衛艦「おおなみ」です。外国の艦艇が寄港する際に、入出港や滞在中のサポートを行い、乗組員同士の交流などを支える役割を担います。

式典では、海上自衛隊横須賀地方総監 八木海将があいさつに立ち、「スチュアート」の艦長や乗組員を温かく迎えました。また、護衛艦「おおなみ」をはじめ、海上自衛隊として滞在中の受け入れ態勢に万全を期す方針を伝えました。
さらに、日本とオーストラリアの海軍が地域の安全を守るうえで大切な役割を担っていることにも触れ、今回の寄港や交流を通じて、両国の連携がさらに深まることへの期待を示しました。 最後に、今回の滞在が両国の友情と相互理解を深める機会になることを願い、感謝の言葉であいさつを締めくくりました。
ホストシップ 護衛艦「おおなみ」との記念品交換

オーストラリア海軍のフリゲート艦「スチュアート」の寄港に伴い、ホストシップを務める海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」との記念品交換が行われました。
「おおなみ」艦長の飯尾啓正2等海佐と「スチュアート」艦長 アーロン・スコット中佐(Commander, Aaron Scott)は、それぞれの艦名が入った部隊識別帽を交換して固く握手を交わし、両部隊の友情と絆を確かめ合いました。

また、飯尾艦長へオーストラリア海軍の紋章が描かれた記念の盾が贈られました。

記念品の交換後には、記念撮影を行いました。白い制服に身を包んだ隊員たちが並び、日豪の友好を象徴する一枚。
海の安全を守るという共通の役割を持つ隊員たちが、互いの親睦を深める機会となりました。こうした交流の積み重ねが、日本とオーストラリアの信頼関係をさらに深めることにつながっています。
取材日:2026/10/13



