東京湾を一望する田戸台の高台に、明治から現代へと続く横須賀の海軍史を象徴する名建築、「田戸台分庁舎(旧横須賀鎮守府司令長官官舎)」が佇んでいます。
1913年(大正2年)の建設から1世紀以上。
東伏見宮依仁親王を最初の住人とし、終戦まで34代(31人) の歴代長官が居住しました。国内外高官・要人の接遇、各種の会議場等として使用されています。国内外の要人を迎えるこの場所は、まさに「生きた歴史遺産」です。
令和8年 春の一般公開

【開催概要】
日時:2026年3月28日(土)・29日(日)
時間:10:00 〜 15:00(最終入場 14:30)
会場:田戸台分庁舎(神奈川県横須賀市田戸台90)公式HP
入場料:無料(事前申し込み不要)
特別企画
横須賀地方総監部SNSをフォローで各日先着500名様に、全国統一観光スポットカード「LOGet!CARD(ロゲットカード)」を贈呈いたします。
当日はプロデューサーの山田秀人氏によるサイン会も開催。
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建築の意匠:和魂洋才を体現した外観

急勾配の屋根と煙突が特徴的な外観は、当時の最先端かつ最高峰の技術が詰め込まれています。垂直性を強調した木骨表出(ハーフティンバー風)の壁面と、重厚な石積みの煙突が力強いコントラストを描いています。赤茶色のスクラッチタイルと、歳月を経て深い色を湛えた屋根の色彩美は、まさに大正浪漫の気品そのものです。レンガの積み方にも時代が現れています。

かつて横須賀鎮守府司令長官たちが実際に執務を行った、まさに歴史の動いた場所です。
旭日旗と調度品: 掲げられた自衛艦旗(旭日旗)と国旗、そして重厚なデスクは、ここが単なる邸宅ではなく、国防の要としての機能を果たしていたことを物語っています。
書棚のステンドグラス: 左手の書棚の扉上部には、控えめながら美しいステンドグラスが施されています。細部にまで妥協しない、当時の美意識が感じられます。

関係者様によると、桜が咲き誇る春の季節が特に美しいとのこと。 かつて海軍の将星たちが眺め、慈しんできたであろう田戸台の桜。100余年の時を経た今もなお、春の陽光に包まれた名建築を優美に彩るその姿は、訪れる者の心を捉えて離しません。
歴史の深層へと足を踏み入れ、往時の提督たちと同じ視線で春を愛でる。 横須賀が誇る至宝とともに、そんな贅沢な週末を過ごしてみませんか。



